海外設置のERPと国内帳票サーバをノンプログラミング連携

ERPを使用したグループ内統一システムのロールアウトプロジェクトが始まった時、本社から「グローバルテンプレートの使用は必須で、①各国用のアドオン開発は禁止、アジアパシフィックは共通サーバを使用するので②同時カットオーバーのスケジュールを守ること」の通達を受けました。
社内業務はERPに合わせるとしても、日本法人が一番困ったのは取引先とやり取りしている帳票類でした。

概要

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顧客指定のフォーマットにアドオンなしで対応するには、日本用の帳票ツールを導入してERPと接続するしかないと考えました。本社に認めてもらうために、SAP認定製品の帳票ツールを探しましたが、ERPにアドオンせずに
印刷できるツールをみつけるのは大変でした。その時出会ったのがSAP認定のアダプタ「ConnectPlus」です。
このアダプタを日本側の帳票サーバに導入すれば、ERPに伝票保存したタイミングでデータを日本で受け取れます。ERP側にアドオンしなくても帳票用データが取れるので、本社のITの許可も取れました。

 

 

システム実装の流れとユーザの声

死守すべき稼働日までに日本のシステム担当が対応しなければならない帳票は100種類を超えていましたが、幸いERPから取得すべき伝票データは5種類でした。日本でアダプタをセットアップし、5種類のメッセージ連携を実装した後、それを複数種類の帳票フォーマットに展開するのはアダプタ内のフォーマット変換ツールと帳票ツールのGUIで定義します。
顧客ごとの指定帳票や業界基準のフォームに対応するのに、帳票ツールの既存フォーマット読み込み機能が役経ちました。ERPから受け取った伝票データから帳票出力項目へのマッピングはエス・アイ・サービスが担当し、フォームレイアウト作成作業はユーザのシステム担当がカバーしました。

 

日本のシステム担当者の感想
我々にはERPのシステム管理系や開発系のトランザクション実行権限が与えられてないので、データ送受信ステータスも確認できずにテスト時は苦労しましたが、アダプタ経由でデータが日本に届けば、あとは自由に触れるので今後の帳票仕様変更への対応も安心です。

SAPシステムのことは何も知らなかったけれど、本部のERP管理者へのアダプタ接続設定の説明もエス・アイ・サービスがサポートしてくれたので助かりました。

ERPの印刷機能は使わず、外出しの帳票ツールでスプール管理できたので、日本オフィスのユーザは帳票サーバのクライアント画面から再印刷やプリンタ切り替えが楽にできています。複写式の帳票もあり、インパクトプリンタを使うのでプリンタ登録をERPにしなくても良い仕組みで良かったと思います。

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