連結会計システムとSAP ERPをシームレスに連携

以前はグループ各社の単体決算担当者がExcelを駆使して集計したものを、親会社の連結決算担当者が集計し、自前の連結会計システムで連結財務諸表を作成していました。

手作業なので当然のことながら、集計ミスや科目ミスなどが発生し、やり直しに時間と手間が費やされ、期末には担当者の残業や徹夜が当たり前の状況でした。

グループ傘下企業の増加が今後も見込まれ、それに伴い、親会社担当とグループ各社担当にかかる負担が増加することが懸念されたため、連携決算の早期化・確実化を実現する連結会計パッケージの導入を決定しました。

 

親会社はSAPシステムを利用しており、今後グループ会社でも展開が予定されているので、手作業によるデータ抽出ではなく、自動でデータ出力する仕組み、つまりSAPシステムから連結会計システム用のデータを出力する方法が課題でした。

また、連携データ作成は以下の課題をクリアする必要がありました。

・個別会計と連結会計で異なる勘定科目コード体系

・連結セグメント(事業単位等)別集計

・グループ内取引の扱い

・フォーマット編集

 

一番手っ取り早く思いつく方法はSAP ERP側にインタフェースアドオンを作成することです。

しかし、一から設計・開発・テストとなると、連携会計パッケージの仕様を固めてから取り掛かるので、システム導入スケジュールに影響を及ぼす可能性がありました。

また連結会計システムは法改正等に対応可能ですが、必要データの追加など連携データに影響があった場合、アドオンプログラムの修正が発生しますが、自社で修正できなければ開発元へ依頼することになり、対応に時間がかかってしまうという課題が残りました。

 

そこで一からアドオンプログラムを開発するのではなく、SAPシステムと連結会計システム連携とのノウハウが詰まった「DataLink(※)」の導入を決定しました。

パッケージ化された機能をSAP ERPにインポートしSAPへの設定を実施すれば、課題となっていた ①勘定科目コードの変換 ②連結セグメント毎の情報出力(集計) ③出力フォーマット編集 が解決されます。

「DataLink(※)」は一からの設計や開発が不要になので、スケジュールに影響を与えず、導入することができました。

連結会計システムに想定していた実力を継続的に発揮してもらうには、法令の改定などに伴うアップグレードが随時必要です。

製品保守サポート加入によって、アップグレード対応や修正対応が迅速に行われます。

今度の決算を安心して向けられる環境が出来上がりました。

 

 

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システム実装の流れとユーザの声

既存のSAPシステムの環境や会計システムの設定内容をヒアリングし、必要最低限のカスタマイズやパッケージされた機能のインポートは、クレスコ・イー・ソリューションが担当し、SAP ERPシステムの勘定コードと連結会計システムの勘定コードを変換するマスタ設定や登録、連携データの作成実行、結果確認などはユーザのシステム担当との共同作業で実施しました。

 

経理担当者の感想:

グループ会社すべてでSAPを利用していないので、手作業によるミスがありますが、今後グループ各社がSAPを利用していく予定なので、2,3年で連携決算処理が短期間で終わることが想定されます。

 

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「ConnectPlus for DivaSystem」(旧:Cresco-eS DataLink for SAP ERP and DivaSystem)

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